上皇后さまが手術を受けられることになった乳がんは、年間の患者数が約9万5000人に上り、女性が罹患(りかん)するがんの中で最も多い。他のがんに比べ、生存率が高いのが特徴だ。
 国立がん研究センターの集計によると、乳がんは早期で発見されれば、5年後の生存率は10割に近い。がんが進行するにつれ生存率は下がるものの、最も進行した「ステージ4」でも4割弱を保っている。
 発症する年齢は他のがんに比べて若く、30代後半から増える。40代後半や50代前半の患者は年間約1万人に上り、上皇后さまと同じ80代前半でも約6000人が罹患する。 (C)時事通信社