中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関、中医協)は28日、足の動脈が詰まるなどした患者に筋肉注射で投与する遺伝子治療薬「コラテジェン」について、公的医療保険を適用することを了承した。遺伝子治療薬の保険適用は初めてで、公定価格(薬価)は1回当たり60万360円。9月4日から適用される予定だ。
 これにより患者の自己負担は一部を除き3割に減り、さらに一定額を超えた分は高額療養費制度でもカバーされるため、大幅に軽減する。
 コラテジェンは血管を再生させるたんぱく質を作る遺伝子を組み込んでおり、慢性動脈閉塞症の治療で効果が期待される。ピーク時の患者数は年約1000人、販売額は約12億円と見込まれている。 (C)時事通信社