大日本住友製薬は6日、欧州の製薬ベンチャー「ロイバント・サイエンシズ」に出資することで基本合意したと発表した。投資額は総額で約30億ドル(約3200億円)。同社の新薬開発基盤と有望な新薬候補を手に入れるのが狙いだ。
 大日本住友は、売上高の4割を占める抗精神病薬「ラツーダ」の特許切れにより、収益力低下が懸念されていた。記者会見した野村博社長は「問題は解決した」と語った。
 ロイバントは2014年4月に設立され、ロンドンとスイスのバーゼルに本社を置く。大日本住友は、ロイバントの株式の10%以上を取得するほか、同社が保有する新薬開発子会社5社の株式を獲得する。手続き完了は来春の見通し。 (C)時事通信社