【シンガポール時事】シンガポールで14日、大気の汚染度を示すPSI指数が2016年以来約3年ぶりに「不健康」とされる水準(101~200)に上昇した。隣国インドネシア・スマトラ島などで、大規模な野焼きや森林火災によって煙害が広域で発生。乾期で空気が乾燥する中、風で広がったのが原因だ。
 国家環境庁は「子供や高齢者らは屋外での激しい運動を極力抑制を」と呼び掛けた。16日昼に指数は通常水準に下がっているが、風向き次第で再び上昇する可能性がある。小売店では対策用マスクを買い求める市民の姿が目立ち始めた。
 20~22日には市街地で、自動車F1シリーズの「シンガポール・グランプリ(GP)」が開催され、外国人観光客も詰め掛ける。大気汚染が悪化すると、大会運営に影響が出る恐れがある。 (C)時事通信社