日本医師会の横倉義武会長は18日、東京都内で記者会見し、新たに設置された「全世代型社会保障検討会議」での検討課題として、75歳以上の高齢者の医療費自己負担引き上げが浮上していることについて「高齢になれば医療を必要とする機会が増える。過度の負担が掛からないことが望ましい」と述べ、否定的な見解を示した。
 市販薬と同じ成分の花粉症薬などを保険適用から外す健康保険組合連合会の提言に関しても「医療上必要な医薬品は保険対象とされるべきだ」と反対する方針を示した。
 「給付と負担」の見直しに向けては、企業の内部留保への課税や、会社員や公務員が負担する公的医療保険の保険料率を10%に引き上げることを提案。今後、政府に要望する考えを示した。 (C)時事通信社