肩の関節が外れる脱臼や、ずれが生じる亜脱臼は繰り返しやすいことが知られ、遅くとも3回までに受診して骨の欠損状況を確認することが大切だと、順天堂大の川崎隆之准教授や長谷川圭紀医員らが25日発表した。
 2011年から16年までに同大付属の順天堂医院を受診した高校生から30代までのラグビー選手144人の脱臼や亜脱臼を分析した成果。標準的な修復手術を行っても再び脱臼や亜脱臼を起こしたり、痛みが残ったりする状態になりやすいのは、利き手側の肩で4回、利き手でない側で5回だった。
 川崎准教授は「初回や2回目でも関節の骨が大きく欠ける場合がある。欠損が大きくなると選手としてのパフォーマンスが落ちるので、早く受診して治療を受けた方がよい。指導者も軽視しないでほしい」と話している。 (C)時事通信社