消費税率10%への引き上げに伴い、暮らしのさまざまな制度が変わった。幼児教育・保育は原則として無償化。家計の負担を和らげるため税率を8%に据え置く軽減税率が導入され、期間限定でキャッシュレス決済のポイント還元やプレミアム付き商品券事業も始まった。
 3~5歳児の利用料は、保育所、認定こども園では無料、幼稚園では月2万5700円を上限に補助される。住民税非課税世帯の場合、対象は0~2歳児に広がるほか、2020年4月からは大学や短大、専門学校といった高等教育の無償化も始まる。非課税世帯の学生は入学金と授業料が免除になったり、減額されたりする。
 軽減税率の初導入により、外食と酒類を除く飲食料品は8%のままで変わらない。ただ、コンビニエンスストアなどでは、同じ商品でも持ち帰りは8%だが、店内のイートインスペースで食べれば外食とみなされ、10%の消費税がかかる。酒類はアルコール度数で線引きされ、1度未満のみりん風調味料は8%だが、みりんは10%となった。
 クレジットカードや電子マネーで支払う「キャッシュレス決済」では、中小店舗で利用する場合、購入額の最大5%分がポイントとして付与されたり、代金から差し引かれたりする。ただし、20年6月末までの期間限定だ。4000円の負担で5000円分の買い物ができるプレミアム商品券は、子育て世帯などが同年3月末まで使える。 (C)時事通信社