滋賀県立総合病院(守山市)は2日、画像診断書に「肝臓がんの疑い」と記載があったのに、主治医が見落とし手術をしなかったため、80代男性患者が死亡したと発表した。50代と70代の男性患者についても見落としがあったという。
 同病院によると、80代男性は2015年9月に泌尿器科を受診し、冠動脈コンピューター断層撮影(CT)検査を受けた。放射線医は画像診断書に「肝臓がんの疑い」と記載したが、主治医は確認せず、手術をしなかった。男性は容体が悪化し18年11月に入院したが、既に手遅れで19年4月に肝臓がんで死亡した。
 主治医は循環器内科医で、病院の調査に「心臓の周りに注意が向いていた」と説明したという。 (C)時事通信社