【シンガポール時事】シンガポールのエドウィン・トン上級国務相(保健担当)は10日、健康関連の会合で、砂糖含有量が「非常に多い」と判断された飲料商品の広告を全面禁止する方針を表明した。糖尿病や健康増進対策の一環で、実現すれば世界初の厳格な取り組みとなる。地元紙ストレーツ・タイムズ(電子版)が伝えた。
 保健省によると、糖尿病を抱える国民の比率は高所得国の中で最高水準に上り、糖分の過剰摂取の抑制が急務だ。砂糖の含有量が過度でなくても、多めの飲料については、パッケージ正面に「不健康」と警告するラベルの表示を義務付ける方針も打ち出した。2020年に対策の詳細な実施方針を発表する。
 トン上級国務相は「消費者はより多くの情報に基づいた選択が可能になる。飲料メーカーに砂糖含有量を減らすよう促すことにもつながる」と新対策の意義を強調した。 (C)時事通信社