内閣府は11日、薬が効かない感染症に関する世論調査結果を公表した。抗生物質を医師や薬剤師の指示通り飲まないことがあると答えた人は13.0%にとどまり、指示を常に意識していると答えた人は82.0%だった。
 内閣官房の担当者は指示を守って服用する人の割合が高いことを評価した上で、「決められた期間と量を守って飲みきるよう啓発活動に努める」と話している。
 指示通り飲めない理由を複数回答で尋ねたところ、「途中で治ったらそれ以上必要と思わない」が最多の52.3%、「薬を飲むのは最低限にしたい」35.6%、「飲み忘れてしまう」34.7%が続いた。
 感染症を起こす菌に抗生物質が効かなくなる「薬剤耐性」を知っているか聞いたところ、「知っている」49.9%に対して、「知らない」48.7%だった。
 調査は8月22日~9月1日、全国の18歳以上の男女3000人を対象に個別面接方式で実施した。有効回収率は55.6%だった。 (C)時事通信社