【パリAFP時事】国連児童基金(ユニセフ)は15日、世界の5歳未満の子供の3人に1人が栄養不足か太り過ぎで、一生に関わる健康問題を抱えているとする報告書を公表した。報告書は、かつて富裕国と貧しい国の両極的な問題だった子供の栄養失調が、中所得国にも広がっている現状を指摘した。
 報告書によると、貧困による慢性的な栄養不足で衰弱している子供は約5000万人。これとは別に、約1億4900万人の子供が平均身長に満たず、脳や身体の機能を損なう恐れがあるという。
 また、半数の子供が必要不可欠なビタミンやミネラルが不足している「隠れた飢餓」に該当した。中所得国でもみられ、手遅れになるまで気付かれないケースが多い。 (C)時事通信社