国立成育医療研究センターと国立がん研究センターは18日、小児がんを2年間で1~3人しか治療していないがん専門病院が、全国に146施設あったと発表した。これらの一部には小児がんの専門医がいない可能性があるという。
 両センターは、全国のがん専門病院など844施設で2016~17年にがんと診断され、治療を始めた患者のデータを分析した。
 0~14歳の小児は約4500人だった。うち約4.5%に当たる202人が、患者の少ない146施設で治療を受けていた。これらの施設は首都圏、東海、近畿など都市部に多かった。
 202人のがんの種類別では、脳腫瘍が87人と最も多く、卵巣や精巣にできる胚細胞腫瘍の33人が続いた。 (C)時事通信社