年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は18日、高橋則広理事長の月額報酬を6カ月間、20%削減する処分を発表した。高橋氏が特定の女性職員と疑念を招きかねない行動を重ね、内部通報も放置するなど、役員としてふさわしくない行為があったと判断した。
 ガバナンス(統治)強化のため2017年に設置されたGPIFの経営委員会は、高橋氏が複数回にわたり、女性職員と会食し公用車に同乗させたとして、「特別な関係や公私混同を疑われかねない行為があった」と認定。この職員の情実採用の疑いもあると判断した。
 また、高橋氏は昨年12月以降、こうした問題を指摘するメールや書簡を数回にわたり受け取っていたにもかかわらず、今年9月中旬まで内部通報事案として処理していなかった。 (C)時事通信社