【ハノイ時事】「金メダルをオークション(競売)にかけ、肝臓がんを患う隣人の少女の治療に役立てたい」。2016年リオデジャネイロ・パラリンピックの重量挙げ男子49キロ級で、ベトナム初のパラ金メダリストとなったレ・バン・コンさん(35)が、自らのフェイスブック(FB)でこう訴え、治療費集めを進めている。21日に始まった競売は31日に締め切られる。
 コンさんが競売に出品したのは、リオ・パラリンピックではなく、16年のワールドカップで獲得した金メダル。「このメダルは数年間にわたった私とコーチの努力のたまもので、障害を抱えた私の体の一部だ」と説明し、少女を救うための協力を呼び掛けた。
 深刻な肝臓がんを患うドアン・ティ・ビック・フオンさんの家庭は収入が少なく、治療費を賄えない状況という。 (C)時事通信社