名古屋市立西部医療センター病院は23日、入院中の60代の女性患者に適切な処置をせず死亡させる医療ミスがあったと発表した。同病院は、1500万円の損害賠償金を支払うことで遺族と和解した。
 女性は2016年4月に子宮頸(けい)がんで同病院に入院。女性には肺血栓塞栓症の既往歴があり、入院後に意識不明となる発作を計3回繰り返したが、すぐに意識回復したため担当医は同症になっていないと判断。女性は同年5月、再度発作を起こした際に肺血栓塞栓症が確認され、そのまま死亡した。
 同病院は入院中の3回の発作も同症の疑いが捨てきれず、「適切な処置を行えば死亡に至らなかった可能性がある」と過失を認め、「患者、ご家族におわび申し上げる」とコメントした。 (C)時事通信社