厚生労働省は21日、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度の保険料について、2020年度から年間上限額を2万円引き上げ年64万円とする見直し案を公表した。同日の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)医療保険部会に示し、了承された。保険料の引き上げは2年ぶり。高所得層の保険料を上げることで、中所得層の急激な負担増を抑制する狙いがある。
 後期高齢者医療制度の保険料率は都道府県単位の広域連合が決める一方、上限は政府が定める。年金収入の場合、全国平均では910万円以上で保険料負担が上限に達する見込み。対象となるのは加入者の1.29%。 (C)時事通信社