【ビジネスワイヤ】武田薬品工業とがん治療薬開発大手の米シアトル・ジェネティクス(SGEN)は、共同開発しているリンパ腫治療薬「アドセトリス(ブレンツキシマブ・ベドチン)」の完了済み第3相臨床試験2件の追加解析データを第61回米国血液学会で報告したと発表した。ECHELON-1試験では進行期ホジキンリンパ腫に対するフロントライン治療でアドセトリスとAVD(アドリアマイシン、ビンブラスチン、ダカルバジン)の併用をABVD(アドリアマイシン、ブレオマイシン、ビンブラスチン、ダカルバジン)と比較。4年追跡データでは、アドセトリスとAVDの併用群の方が修正無増悪生存(PFS)率の統計的に有意な改善を示し、病勢進行/死亡リスクを31%低減した。ECHELON-2試験ではCD30陽性末梢(まっしょう)性T細胞リンパ腫に対するフロントライン治療でアドセトリスとCHP(シクロホスファミド+ドキソルビシン+プレドニゾン)の併用をCHOP(シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンクリスチン+プレドニゾン)と比較。アドセトリスとCHPの併用群の方が統計的に有意な3年PFS率改善を示した。地固め療法としての幹細胞移植の影響を評価したデータも発表した。(C)時事通信社