厚生労働省は18日、アスベスト(石綿)が原因で肺がんなどを発症し、2018年度に労災認定を受けたり、石綿救済法に基づく給付金を遺族が受け取ったりした人が勤務していた927事業所を公表した。このうち初公表は675事業所。
 同省によると、18年度に肺がんや中皮腫、石綿肺などで労災認定されたのは1057人で、遺族給付金が支給されたのは31人だった。計1088人のうち、一人親方(個人事業主)や勤務先が特定できなかった場合を除く1012人分の社名や作業状況、石綿取扱期間などが公表された。
 これまでに労災認定されたのは1万6221人、遺族給付は1586人で、事業所名の公表は延べ1万4131カ所に上る。
 同省はホームページに一覧を掲載。19、20両日は午前10時~午後5時に相談窓口03(3595)3402を設ける。各地の労働基準監督署などでも相談を受け付ける。 (C)時事通信社