脇毛やすね毛などを除去する「除毛剤」をめぐり、赤みや腫れといった皮膚障害を訴える人が相次いでいる。国民生活センターによると、今年10月までの約6年間に738件の相談が寄せられており、近年は20代を中心に若い男性からの相談が急増しているという。同センターは、まずは1回分を購入して肌に合うか試してから使うよう呼び掛けている。
 同センターによると、チューブやスプレータイプの除毛クリームに関する相談が大半を占めた。女性の相談は502件で、相談者は40代が最も多かった。一方、男性の相談は208件で、20代が最多。特に近年になって急増しており、14年度はゼロだったが、今年度は10月までの約半年間だけで138件が寄せられた。
 男性の場合、ひげの除毛などに使用されていることが考えられ、部位別では顔面や頭部に関する相談が最多を占めた。売れ筋の除毛剤10銘柄を調査したところ、顔に使用できるという記載がある商品はなかったという。
 同センターは「顔への使用は専門家も控えるよう指摘している。用法・用量や使用部位を確認して使ってほしい」と訴えている。 (C)時事通信社