大阪医科大(大阪府高槻市)で講師だった50代男性医師が在職中、国に必要な届け出をせず脂肪幹細胞を投与する再生医療を行った問題で、厚生労働省が元講師を再生医療安全性確保法違反の疑いで大阪府警に刑事告発したことが24日、捜査関係者への取材で分かった。府警は同日付で受理しており、立件に向けた捜査を進めている。
 大阪医科大などによると、元講師は今年春、同法で義務付けられた手続きを経ず、同大の研究施設で学外の40代女性から脂肪幹細胞を採取して培養した上、点滴投与した。他に同大の40代男性助教ら3人からも細胞の提供を受け、培養していた。いずれも健康被害は確認されていない。 (C)時事通信社