鹿児島市にある動物実験に携わる研究所の技術員が、脳炎などを引き起こすサル由来の「Bウイルス」に感染していた問題で、同市などは24日、別の元技術員1人も感染していたと発表した。2014年までに感染したとみられ、国内での確認は2例目となる。
 市などによると、感染したのは医薬品開発受託・研究会社「新日本科学」の元技術員で、サルを使った実験に従事していた。現在も治療中で、国立感染症研究所が当時の検体を再検査したところ、Bウイルス感染が判明した。
 Bウイルスは一部のサルに引っかかれるなどして感染し、世界で約50例が確認されている。市の担当者は「調査の結果、感染拡大の恐れはない」と話している。 (C)時事通信社