【ワシントン時事】米食品医薬品局(FDA)は2日、電子たばこのうちフルーツ風味などの製造・販売を禁止すると発表した。未成年の間で急速に広がっていることを受けた措置で、「30日以内に製造・流通・販売を中止しない企業は処分対象になる」と警告している。
 FDAは若者によるフルーツ風味などの電子たばこ使用が、ニコチン依存や健康被害のリスクを高める上、紙巻きたばこなど従来型の喫煙につながりかねないと説明した。一方、従来型のたばこを吸う成人の禁煙に役立つ可能性もあるとして、たばこ風味やメンソール風味の電子たばこは禁止対象から外した。
 アザー厚生長官は声明で「現在の若年層における電子たばこほど急激にまん延した例は、米国で過去になかった」と指摘。引き続き状況を注視し「必要に応じ、さらなる措置を講じる」と強調した。 (C)時事通信社