秋田・山形両県全域の医療機関で患者の診療情報を共有する仕組みを設けることが9日、山形県医師会などへの取材で分かった。3月までに両県と各県の医師会で協定を結び、4月以降に運用を始める方針。日本医師会によると、2県全域で診療情報を提供し合い広域連携するのは全国初という。
 両県は人口減少や後継者不足などを背景に、地域の医療機関が廃業するケースもあり、県境周辺では県を越えて受診する患者が増えているという。診療情報の共有により、例えば隣県の病院で入院治療した患者が退院後、地元の医療機関を利用する際も円滑に診察を受けられる。 (C)時事通信社