新型コロナウイルスによる肺炎患者が相次いでいる中国湖北省武漢市当局は16日深夜、新たに69歳の男性が死亡したと発表した。中国で新型肺炎での死者は2人目。
 同市衛生当局のホームページによると、男性は昨年12月31日に発病し、1月4日に病状が悪化。市内の病院に入院して治療を受けたが、15日未明に死亡した。また武漢市ではこれまでに41人の新型肺炎感染が確認され、このうち5人が重症。死者は1人増えたが、11日の発表と比べて感染者は増えておらず、「(死者・重症者以外の)患者の病状は安定している」(衛生当局)という。
 中国では25日の春節(旧正月)を控え、帰省などで40日間で延べ30億人が大移動すると予想されており、中国政府は感染拡大に神経をとがらせている。日本でも16日に武漢に滞在した男性の感染を確認。春節に合わせて中国からの訪日客が増えることから警戒を強めている。 (C)時事通信社