【北京時事】新型のコロナウイルスが原因とみられる肺炎が、中国国内で拡散していることが鮮明になった。20日には発生地の湖北省武漢市以外では初めて、北京市と上海市、広東省で感染患者が報告され、国内の患者は210人を超えた。国営中央テレビによると、政府の専門家チームのトップ、鍾南山氏は「ヒトからヒトに感染したことが証明された」と明言。医療従事者14人の感染が確認されたことも明らかにした。
 国営新華社通信によると、20日午後6時(日本時間同7時)現在、国内で217人の感染を確認。内訳は武漢市が198人、北京市が5人、広東省が14人。これ以外に感染疑い例として、上海市2人、四川省2人、雲南省1人、山東省1人、広西チワン族自治区1人の計7人が報告されているという。
 さらに上海市は20日夜、武漢市から来ていた56歳の女性の感染が確認されたと発表。これを含めると感染患者は218人になる。 (C)時事通信社