無資格で医療行為を行ったなどとして、警視庁生活環境課は20日、医師法と医薬品医療機器法違反容疑で、「十番ファーマシー薬局」(東京都港区)の薬剤師増田光信(64)=横浜市瀬谷区下瀬谷=、元従業員佐藤恭子(40)=北海道江別市向ケ丘=両容疑者を逮捕した。いずれも容疑を一部否認しているという。
 逮捕容疑は、2019年3月ごろ、同薬局に併設された診療所「十番クリニック」で、医師でないのに23~37歳の男女6人に処方箋を発行したり、注射を打つなどの医療行為を行い、うち3人に医薬品「レボセチリジン」を含有する錠剤など87点を計約2400円で販売した疑い。
 同課によると、診療所と薬局は中でつながっており、自由に行き来することができた。医師である診療所院長の不在中、両容疑者は患者が来ると診療所に行き、問診や薬を処方するなどしていた。 (C)時事通信社