衆院は23日の本会議で、安倍晋三首相の施政方針演説などに対する2日目の各党代表質問を行った。首相はカジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件を受け、「いわゆる接触ルールも(IR整備)基本方針に盛り込むことを検討する」と述べ、政府関係者とカジノ事業者の接触を制限する方針を示した。日本維新の会の馬場伸幸幹事長への答弁。
 中国での新型コロナウイルスによる肺炎患者急増に関し、首相は24日からの春節(旧正月)の大型連休で来日客の増加が見込まれることを踏まえ、「(日本への)感染拡大防止に向けて全力を尽くす」と表明。「水際対策や国内における検疫体制の強化を図る」と強調した。公明党の斉藤鉄夫幹事長への答弁。
 首相は具体策として、中国から日本に到着する全航空機を対象に体調不良の際は申告するよう機内アナウンスで呼び掛けたり、入国後に発熱した場合は医療機関を受診することなどを求める注意喚起カードを配布したりすることを各航空会社に要請すると説明。全国各地で検査体制の整備を急ぐ考えを示した。 (C)時事通信社