群馬県は23日、県立小児医療センター(渋川市)に入院している10代男性患者に装着していた呼吸を確保する管が外れ、低酸素脳症となる医療事故があったと発表した。男性は後遺症による昏睡(こんすい)状態が続いているという。
 同県によると、事故は昨年8月に発生。男性は県内在住で、難病のチャージ症候群を患い、喉に管を通す処置を受け入院していた。
 事故当日は午前4時半ごろ、脈拍と血液中の酸素濃度を測る機器の表示がないことに看護師が気付いた。不具合を疑い、機器を交換するなどして対応したが、同5時半ごろに管が外れているのを確認。男性は心肺停止状態で、蘇生処置を受けたが自発呼吸はなく、低酸素脳症による後遺症が残った。 (C)時事通信社