中国からの観光客が大幅に増える「春節」の連休(24~30日)を前に、武漢市を中心に同国では新型コロナウイルスによる肺炎患者が急増した。訪日客を受け入れる空港や航空会社では24日、武漢発着便の欠航など感染拡大防止に向けた対応が相次いだ。
 10月末からの新ダイヤで中国便が大幅に増え、週359便が発着する成田空港。武漢線は週15便が運航されているが、同市の空港や鉄道が閉鎖された23日以降、中国南方航空、中国東方航空、春秋航空日本が2月末までの運休を決定。同路線を毎日1往復運航する全日本空輸も24日、2月1日の武漢発便までの欠航を決めた。
 空港内の検疫所では24日から、武漢市に滞在していた人に向け、発熱などの症状があった場合は申し出ることや、帰国・入国後14日以内は健康状態に留意するよう呼びかける「健康カード」を配布。成田国際空港会社も、同社と関連会社の職員にマスクを着用するよう呼び掛けた。 (C)時事通信社