【シンガポール時事】シンガポール保健省は24日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者を新たに2人確認した。現地メディアが報じた。同国での感染患者は3人になった。
 シンガポールでは23日、中国湖北省武漢市から団体旅行中だった男性(66)が初めて感染者と確認された。新たにこの男性の息子(37)と、別に旅行していた武漢の女性(53)が検査で陽性と判明した。
 春節(旧正月)の連休には多くの中国人旅行者が訪れる。シンガポール政府は感染者の早期発見に向け、チャンギ空港で中国からの到着者全員に体温検査を実施。隣国マレーシアから陸路での入国者にも体温検査を始めた。
 リー・シェンロン首相は声明で、警戒は怠らないが、「新型肺炎は重症急性呼吸器症候群(SARS)ほど致死力は強くないようだ」と述べ、市民に冷静な対応を求めた。 (C)時事通信社