中国・武漢市から政府のチャーター機で羽田空港に到着した邦人のうち、帰国時に発熱などの症状を訴えた男女5人は、東京都内の感染症指定医療機関に入院。くしゃみなどで空気中に飛んだウイルスを含んだ空気が外に漏れないよう、気圧を低く保つ「陰圧室」で経過観察する。
 5人のうち4人は公社荏原病院(東京都大田区)に、1人は都立駒込病院(文京区)に入院した。せきやくしゃみなどによる飛沫(ひまつ)感染や接触感染を防ぐため、フェースシールドで顔を覆い、防護服を着た医師が診察。発熱の有無やせきの症状などを確認するとともに、のどの粘液を採取して国立感染症研究所などに送った。
 入院した陰圧室はシャワーやトイレが備えられた個室で、室外に出ず治療を受けられる。両病院を含め感染者の受け入れができる都内4カ所の指定医療機関には、同様の陰圧室が計36室準備されている。 (C)時事通信社