河野太郎防衛相は31日、新型肺炎の拡大を受け、中国・武漢市からの帰国者の滞在先として、防衛省がチャーター契約を結ぶ民間大型貨客船「はくおう」の派遣を命令した。2月1日以降、東京湾で待機し、要請に応じて客室を提供する。
 はくおうは主に大規模災害用で、熊本地震や西日本豪雨の際に入浴・宿泊支援に当たった。94の個室を備えており、今回はこのうち風呂やトイレのある24室を優先的に活用する。
 防衛省は、緊急時には都道府県知事らの要請を待たずに防衛相の判断で派遣が可能とする自衛隊法の規定に基づく措置と位置付けている。 (C)時事通信社