【北京時事】中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染者は1日、中国本土で1万1000人を突破した。中国政府の同日午前0時(日本時間同1時)時点の集計で前日より2102人増え1万1791人となった。死者は湖北省で45人増えたほか、重慶市でも初めて確認され259人。感染が疑われる例も1万7988人に達した。
 江西省では1人の感染者から医療関係者を含む15人に次々と感染したことが報告されるなど、感染拡大の勢いは止まっていない。
 中国本土以外でも、英国やロシアなどで初の感染者が確認され、26カ国・地域の150人以上に拡大した。中国外務省は1月31日までに、62カ国が中国人に対する何らかの入国制限措置を導入したとして、国民に注意喚起。同省の華春瑩報道局長は同日深夜、米国の厳格な対応について「世界保健機関(WHO)が各国に渡航制限の回避を呼び掛けていることに反し、良くないことを先導している」と反発する談話を発表した。 (C)時事通信社