中国・武漢市を中心に急増している新型コロナウイルスによる肺炎に関し、国立国際医療研究センターの忽那賢志医師は2日、金沢市内で開かれた日本臨床微生物学会で、国内で確認された患者らの情報を基に「1週間ぐらい(のどの痛みやせきなどの)上気道炎の症状が続く」と報告した。
 忽那医師は、発症からしばらくは「肺炎を伴わないことがあり、診断が難しい」と述べた。
 中国での死亡者の多くは持病があったと報告されており、同センターの大曲貴夫・国際感染症センター長は「(健康な人の場合)思ったよりずっと軽症だ」と指摘。「マスコミで醸し出されている印象との強烈な乖離(かいり)を感じる」と過熱する報道を疑問視した。 (C)時事通信社