赤羽一嘉国土交通相は7日の閣議後記者会見で、同日時点で4隻のクルーズ船が月内に日本への寄港を予定していると明らかにした。4隻とは別に、新型コロナウイルスによる肺炎発症の恐れのある乗客が確認された香港発の「ウエステルダム号」については、「入港しないよう強く要請した」と述べた。
 安倍晋三首相は6日、感染者を乗せた可能性のあるクルーズ船が日本に到着した場合、乗船している外国人の上陸を原則拒否する方針を表明。ウエステルダム号を除く4隻は、外国籍と日本籍が2隻ずつで、赤羽国交相は「個別の船舶の実情に応じ、政府全体の方針に従って適切に対応する」との考えを示した。
 国交省によると、ウエステルダム号の乗員乗客数は2257人で、日本人が乗客に4人、乗員に1人含まれる。同省は入港を拒否する理由について、「大多数が外国人で入港した場合に下りられない方が多数いる。混乱を招きかねない」と説明した。 (C)時事通信社