【北京、ワシントン時事】中国の習近平国家主席は7日、トランプ米大統領と電話会談し、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について「われわれは感染拡大に打ち勝つ完全な自信と能力がある」と表明した。習氏はこれまでの対策が「次第に効果を上げている」と主張し、「中国経済の長期的発展の勢いは変わらない」と強調。トランプ氏に直接、新型肺炎への中国側の取り組みや状況を説明した。中国外務省が発表した。
 米政府が中国からの入国制限などで厳しい措置を取る中、米側に「冷静な状況の評価と合理的な対応を希望する」と促した。
 習氏は「米国社会各界から提供された援助に感謝する」と語った。また、「国全体の動員、全面的な配置、素早い対策」を取っているとして、最高指導部・共産党政治局常務委員会の3日の会議での発言と同様に「疫病予防・制御に向けた人民戦争を開始した」と訴えた。
 これに対し、トランプ氏は中国の新型肺炎対策を「全力で支持する」と語り、専門家の派遣などの支援を行う考えを明らかにしたという。またトランプ氏は7日、「中国は統制が取れており、習主席が主導する対応策は成功するだろう」とツイート。「支援するため中国と緊密に連携している!」と強調した。 (C)時事通信社