【ニューヨーク時事】米メディアは8日、北京の米大使館報道官の話として、中国湖北省武漢市で、新型コロナウイルスによる肺炎のため米国人が6日に死亡したと報じた。新型肺炎による米国人の死者が確認されたのは初めて。
 1月9日に新型肺炎感染者が死亡して以来、武漢市を中心に死者数は700人を超えたが、感染が確認された外国人が死亡したのは初とみられる。感染は確定していないものの、武漢市では8日、新型コロナウイルス陽性の疑いが高い日本人男性も死亡した。
 米大使館報道官は遺族への弔意を示した上で「遺族のプライバシーを尊重してコメントは差し控える」と述べた。死亡した米国人は60歳で、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「持病がある女性」と伝えている。
 米疾病対策センター(CDC)によれば、米国内で確認されている新型肺炎の感染者は12人。米政府は最近2週間以内に中国を訪れた外国人の入国を禁止するなど、感染拡大防止に努めている。 (C)時事通信社