【台北時事】新型コロナウイルスによる肺炎問題で、台湾当局は8日、中国と結ぶ直行旅客機の運航を大幅に制限するとともに、客船の運航も全面的に停止すると発表した。中国との往来抑制で、台湾での感染拡大を防ぐ。
 交通部(交通省)や対中政策を所管する大陸委員会によると、航空便は10日~4月29日、北京や上海、福建省アモイ、四川省成都を結ぶ便以外の旅客機の運航を停止。船は、台湾の離島と中国を結ぶフェリーも含め10日から当面、全面的に止める。期限に関しては「状況を見つつ判断する」と述べ、再開のめどは立っていない。
 台湾はこれに先立ち、中国人観光客の入境を6日から全面的に禁止したほか、クルーズ船停泊も原則拒否。2週間以内に中国、香港、マカオへの滞在歴や渡航歴がある日本人を含む外国人の入境も遮断し水際対策を強化してきた。
 台湾では、感染者17人が確認されている。 (C)時事通信社