【香港時事】香港政府は9日、新型コロナウイルスの集団感染が疑われ乗客乗員約3600人が船内で足止めされていた大型クルーズ船「ワールドドリーム」について、検疫を完了し全員の下船を許可した。乗客には日本人数人も含まれていたが、在香港日本総領事館は「感染者や体調不良者はおらず、無事下船した」と話している。
 クルーズ船に関しては今月、中国広東省を1月下旬に出発した際の航海の参加者8人が同省に戻って下船後、ウイルス感染が判明。船は今月5日、香港に到着したが、1月の航海時に感染者と接触した可能性がある乗員約1800人の検査が終了するまで全員が船内にとどめられていた。
 検疫の結果、乗員の感染者はいなかった。乗客約1800人に関しては、1月の航海に参加していなかったため、検査の必要はないと判断されたとみられる。 (C)時事通信社