新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、厚生労働省は11日、高齢者や持病のある乗客らを下船させる方向で検討していることを明らかにした。健康上の不安がある人の体調面を考慮した。下船は早くても12日以降になる見通し。
 同省によると、これまでに肺炎とは別の病気で入院するため下船した乗客乗員は16人に上る。船内には約3500人が残っており、厚労省は19日までの14日間は船内にとどまるよう求めている。
 乗客には持病のある人や高齢者も多く、同省は長期にわたる船内生活で体調が悪化するリスクを考慮。下船後の滞在施設の手配や対象者などについて慎重に検討している。 (C)時事通信社