【北京時事】中国人民銀行(中央銀行)の范一飛副総裁は15日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、現金の消毒を進める方針を明らかにした。「現金の安全性と衛生を確保する必要がある」と強調している。
 范氏は記者会見で「流通している現金の消毒に全力を尽くす」と表明、銀行に対し、できるだけ新紙幣を使うほか、病院や食品市場から持ち込まれた現金は再び流通させないよう要請した。感染が深刻な地域では紫外線や高温で現金を消毒し、14日間は支払いに使用しないことを求めている。
 ただ、中国ではスマートフォンによる電子決済サービスが普及しており、日常生活で現金を使うケースは少ない。今回の措置が感染防止にどの程度の効果があるかは不透明だ。 (C)時事通信社