【北京時事】中国共産党理論誌「求是」は16日発行の最新刊に、習近平国家主席が3日の政治局常務委員会の会議で行った演説全文を掲載し、この中で習氏は「1月7日の会議で新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大防止策を要求した」と主張した。中国政府は1月20日に公表した習氏の指示後に情報公開姿勢に転じ、初動の遅れが指摘されたが、習氏が早くから危機感を持っていたことを示し批判を回避する狙いがあるとみられる。
 3日の会議当日には「明らかになった欠点や不足への対処能力を高める」ことを確認したなどと国営メディアは報じた。しかし、演説全文では、習氏が「総じて感染状況に関する党の判断は正しく、取った措置も有効だ」と自賛する部分もあった。 (C)時事通信社