【ワシントン時事】米政府は17日、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から退避し帰国した米国人で、ウイルス陽性反応の出た14人のうち10人が、ネブラスカ州オマハにある隔離施設に送られたことを明らかにした。残る4人も今週中に同施設へ送られるという。それ以外の乗客も、14日間は隔離状態に置かれる。
 退避したのは米国人乗客と家族ら約330人。米政府のチャーター機2機で、カリフォルニア州とテキサス州の米軍基地に到着した。既に感染が確認されていた40人以上は、日本にとどまった。
 感染者で帰国の可否が分かれた理由について、米政府当局者は電話記者会見で「(14人の)陽性反応を知らされたのが、乗客らが下船し搭乗機に向かうバスに乗った時だった」と説明。帰国の機中で14人は隔離されたが、バスで移動中の約40分間は他の乗客と一緒にいたという。 (C)時事通信社