【北京時事】中国政府は19日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、同日午前0時(日本時間同1時)時点で中国本土の死者が前日から136人増え、2004人になったと発表した。湖北省での死者の増加は132人。前日、同省の死者の増加は100人を割っていたが、依然厳しい状況だ。中国本土の感染者は1749人増え7万4185人になった。
 同省以外の死者は黒竜江省、山東省、広東省、貴州省で各1人増えた。新たに確認された感染者は湖北省で1693人。同省以外は15日連続減少し、56人になった。中国本土の重症患者は1万1977人。このうち大半を湖北省が占め、1万1246人となっている。
 中国本土以外では、28カ国・地域で1000人以上が感染。香港のメディアは19日、新たに1人が香港で死亡したと伝えた。これにより、本土外の死者は香港で2人、日本、フィリピン、フランス、台湾で各1人となった。
 習近平国家主席は新型肺炎による経済への悪影響を最小限に抑えられると国際社会にアピールしている。18日にはジョンソン英首相、マクロン仏大統領と相次いで電話会談し、「今年の経済社会の発展目標を実現できる」と強調した。
 また、国営新華社通信によると、世界保健機関(WHO)の専門家チームは17日に北京の病院などを視察した。18日には広東省と四川省の現場を調査したもようだ。 (C)時事通信社