【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は20日にジュネーブで行った記者会見で、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の日本人乗客2人が死亡したことについて、年齢や600人を超すクルーズ船全体の感染者数を考慮すれば、予想の範囲内だとの認識を示した。
 テドロス氏は「死亡した2人は80代で、基礎疾患もあった」と指摘。現時点では感染者の致死率は2%程度ということを考えれば「非常に不幸なことだが、予想はできたことだ」と述べた。ただ、厚生労働省によると、2人のうち実際に基礎疾患があったのは神奈川県の男性のみだった。 (C)時事通信社