【北京時事】中国政府は21日、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者が同日午前0時(日本時間同1時)時点で、前日より118人増え2236人になったと発表した。湖北省で115人、重慶市と浙江、雲南両省で各1人増えた。感染者は889人増え7万5465人となった。
 ただ、湖北省の感染者数は、国と地方の発表が食い違った。中国政府の発表は631人増の6万2662人だったのに対し、同省の発表は411人増の6万2442人と、国の方が220人多かった。
 湖北省の感染者数をめぐっては、中国政府が20日発表分から「湖北省のウイルス検査能力が向上した」ことを理由に、同省だけで採用していた「臨床診断」による感染確認を廃止。1日の感染者の増加は、前日の1693人から349人に大幅に減った。21日の発表数値の食い違いも、診断基準の変更に伴う混乱が影響した可能性がある。
 また、山東省では刑務所で集団感染が発生。20日までに受刑者200人と職員7人の感染が確認された。 (C)時事通信社