【テヘラン時事】イラン保健省当局者は21日、新型コロナウイルスの感染が拡大し、新たに2人が死亡したと明らかにした。イラン国内での死者はこれで計4人となり、これまでに感染が確認されたのは死者を含め計18人に達した。
 イランでは今月19日、中部のイスラム教シーア派聖地コムで新型ウイルスに感染した高齢者2人が呼吸器疾患で死亡していたことが判明し、中東初の死亡例となった。保健省当局者によると、感染者の多くはコム在住か最近コムを訪れていたという。感染経路などは不明だが、ロイター通信は保健省当局者の話として、コムで働く中国人労働者から広がった可能性が高いと伝えている。
 また、レバノン政府は21日、同国へイランから到着した女性1人が新型ウイルスに感染していたと発表した。レバノンでの感染者確認は初めて。国籍や症状は不明だが、首都ベイルート市内の病院で隔離されているという。 (C)時事通信社