厚生労働省は25日、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の日本人乗客で東京都の80代男性が同日、死亡したと発表した。新型ウイルスに感染しており、死因は肺炎だった。同船での死者は4人目。
 厚労省によると、男性には糖尿病の基礎疾患があり、9日に医療機関に搬送された。画像診断で肺炎が認められ、10日に感染が判明。人工呼吸器を付けて治療を続けていた。
 同船をめぐっては、新型ウイルスに感染した日本人乗客の80代の男女2人が20日に死亡。23日には80代の日本人男性が死亡した。厚労省は25日、この男性は乗客で、ウイルスに感染していたと公表した。
 また、検査で陰性を確認後に下船した乗客983人のうち、28人が発熱などの症状を訴えていることも明らかにした。7人が医療機関受診が適当と判断された。うち1人は22日に陽性が判明した栃木県の60代女性で、3人は検査で陰性が確認された。同省は残り3人に受診を求めている。 (C)時事通信社