【ソウル時事】韓国の文在寅大統領は25日、新型コロナウイルスの感染者が急増している南部・大邱市を訪れ、自治体や医療関係者らを激励した。文氏は現地での対策会議で「今週内に増加傾向を転換させるべきだ」と強調。丁世均首相を陣頭指揮に当たらせ、早期沈静化へ努力すると表明した。
 保健福祉省によると、韓国内での感染者は前日比144人増の977人。死者は2人増えて10人となった。同市にある新興宗教団体「新天地イエス教会」の施設で礼拝した信者の間で感染が拡大しており、感染者の半数は大邱市で確認された。
 政府当局者は25日、教団側が信者全員の名簿を提供することに同意したと明らかにし、全信者を調査する方針を表明した。信者の数は全国で20万人を超えると推定されている。 (C)時事通信社