厚生労働省は27日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、検査の結果ウイルス陰性と確認された乗員の下船が始まったと発表した。
 厚労省によると、同日は91人が船を下りた。船には約150人の乗員が残っており、全員の下船は数日以内に終わる見通しで、埼玉県和光市の税務大学校に順次移動する。
 乗員の大半は外国籍で、税務大学校に到着してから14日間は、健康観察期間として同校に滞在させる。その後、検査をして陰性が確認されれば、出国などが可能になるという。
 同省は27日、横浜検疫所で働く50代の男性職員の感染が確認されたと発表した。職員は3~14日、同省職員を公用車で検疫所から船に送るなどの業務を担当。14日に熱っぽさがあり、18日に発熱し自宅療養を始めた。27日に感染が確認された。職員は船内に入っておらず、運転時にはマスクを着けており、同省などは感染経路を詳しく調べる。 (C)時事通信社